家づくりコンセプト
東日本大震災のあと、たくさんのお客様から小林工務店で建てた家は丈夫だった!という大変ありがたいお言葉をいただきました。もちろん無傷というわけにはいかず、クロスや壁には多少の歪みが生じていました。ですが、大きな傷みが出た家はありませんでした。
私たちは、家の間取りや美観を大切にしつつも、やはりすべての要素でいちばん重要なのは「基礎」であると考えています。
家は、そこに住まうご家族の生活はもちろん、命を守る大切な要です。これまでわたしたちがやってきたことが間違いではなかったのだと確信と自信を持って、これからも家づくりを行ってまいります。
私たちを選んでくださるお客様にどう喜んでいただけるか。それをいちばんに考えて、家づくりをしていきたいと思っています。
たとえば、アトピーのお子様が安心して快適に過ごせる家
趣味を存分に楽しめて、1日中いたくなるようなマイホーム
お客様の数だけ夢があり、理想のマイホームの形があります。
まじめに正直に、努力を惜しまず、お客様に心から喜んでいただける家づくりを行ってまいります。
当社はアフターケアも含めてサービスが良いと評価をいただくことが多いです。それは、会長の代からサービス力を重視してきたこともありますし、講習等で積極的にサービス向上のために役立つことをつかみに行っているということもあると思います。例えばクレームをいただいたときには、すべてに優先させて即対応するということは全社員で心掛けています。
お客様に喜んでいただくには、良い提案をしたり十分な説明をしたり、有益なアドバイスをしたりということが大切です。色の選択ひとつとってもプロの目から見て良いアドバイスをすることもそうですね。満足度の高い過程を積み重ねた結果が引渡し時のお客様の笑顔なんだと考えています。
住宅は自動車を買うのとは違って、契約時には形のないものを買っていただくわけですから、正直、お客様は心理的に不安があるわけです。ですから、現場がスムーズに進んで引渡し時にお客様に喜んでもらえたときには、一層嬉しいですね。当社の一番の目的はそこにあり、「お客様に喜んでもらえる仕事をする」ということが基本理念ですから。
今後も、会長が創業時から築き上げてきた何事にも挑戦する姿勢を常に心掛けて、お客様満足度の高い家づくりを提供していきたいと考えています。
ずいぶん長い間、家づくりをしていますが、常に心掛けていることは、「喜ばれる家づくり」ということです。きちんと金額に見合いつつ、お客様が希望する以上のものを作って差し上げなければいけません。引渡し時に「思ったよりよくできた」、「想像していたより良くできた」と褒めていただくことが何より嬉しいです。
学校では土木を勉強しましたが、住宅建築を始めたのは自然な成り行きだったように思います。最初は従兄弟が工務店をやっていて、そこで仕事をしていた際、10時間に対して20時間分ぐらいの価値がある仕事の仕方をしていたのです。そのときに、家づくりが自分の生きがいだと実感しました。自分の時間を何倍にも有効に使うということの大切さですね。
今でも現場をまわります。それは建築が好きだからです。最近は、お客様が非常に勉強しています。新しい素材について探求したり、私たちもその水準に達するように努力する必要がありますね。また、サービスについての考え方も大切です。何回でもお客様に会いに行く姿勢です。家づくりは技術とサービスとどちらも大切ですよね。この業界には珍しく、昔から私にサービスの考え方があったのは性格によるところかもしれません。
時代がどう変わろうとも、誠意があれば相手を説得することができると思うのです。お客様を安心させることが一番大切なのですから。「小林工務店に頼めば安心だ」という信頼感を深めていくこと。それが創業者の私の願いです。